【どっちがお得?!】車や家は買う方がお得?借りる方がお得?〜考え方を知り、判断しよう〜

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こんにちは!パパの学びブログです^ ^

住宅や車、洋服、着物やブランド品、

ベビーカーやベビーベッド、介護用ベッドや車イスなど

買うか借りるかどっちがいいのか悩んでいませんか〜?

この記事を読めば、

「買うか、借りるか」で迷った時に、

あなたにとってどっちがお得かが判断できるようになります!

それでは、どうぞ〜

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目次

「買うか」「借りるか」の判断基準

判断基準として大事な項目は下記のようになります。

判断基準
  1. 初期費用
  2. バランスシートへの影響
  3. 支出パターン
  4. 陳腐化
  5. 維持、管理の手間
  6. リスクの負担者
  7. 長期的な損益

一つずつご説明していきますが、

その前に、まず「リース」の解説からです。

◆そもそもリースってなに?

リースを説明する上での登場人物はこれです。

①ユーザー(私たち)

②ディーラー(販売会社)

③リース会社

私たちが[リース会社]に車が欲しいと言うと

リース会社が[ディーラー]から車を買ってきます。

そして、リース会社が

[リース料と引き換えに車を貸してくれる]

といった仕組みです。

「自動車の所有権はユーザーではなく、リース会社にあります。」

◆リースとレンタルの違い

リースとは

・中長期に借りること

・ユーザーが希望するものを買ってきて貸してくれる

・中途解約不可

・契約終了後、リース会社に返却

 サイリース契約で延長、買取の選択プランがある

レンタルとは

・短期的に借りること

・レンタル会社が所有するものをユーザーが選んで借りる

・いつでも解約OK

・返却しておわり

ざっくりとこのような違いはありますが、

ただ、他人の物を借りるという点で本日は同じなので

細かく気にする必要はないかと思います。

それでは、判断基準を①から説明していきます。

初期費用

チェック

購入:初期費用が高い

リース:初期費用が安い

例えば、

■家を購入する場合、

  • 頭金(物件価格の10%〜20%ほど)
  • 仲介手数料(物件価格の3%ほど)
  • その他(印紙税、不動産所得税、登記費用など)

3,000万円の家を買おうと思っときの初期費用は

ざっくり500万円ほどかかる計算です。

■家を借りる場合、

  • 敷金・礼金
  • 前家賃
  • 仲介手数料
  • その他(火災保険料など)

月額家賃の3〜4ヶ月分といったところでしょうか。

10万円の家を借りようと思ったときに、

ざっくり30〜40万円程度かかります。

家(もの)を買うというのは、「所有権」を買うことになるので、

買ったものに関しては

自分で使うもよし、人に貸すもよし、売るもよし、

このように、支配できる権利を得ることに等しいので

この権利のやりとりに多額のお金が必要だということを

理解した上で判断しましょう。

②バランスシートへの影響

チェック

購入:バランスシートが悪化しやすい

リース:バランスシートが悪化しにくい

(バランスシートの例)

資産と負債が載っていて、

その差分である純資産がわかります。

また、その上で重要なのが、「自己資本比率」です。

自己資本比率とは

純資産÷総資産=「自己資本比率」

■「買う」場合、

<Aさん>

預金300万円、借金0円

自己資本比率は、300万÷300万=100%

これは、借金のない健全な家計と言えます。

このAさんが、300万円の車を買うために

200万円を現金で、100万円を借金で購入したとすると、

「300万円の価値のある車」が資産に追加され、

100万円の借り入れが負債に追加されます。

純資産300万円÷資産に400万円で

自己資本比率は75%に低下します。

この状態は、バランスシートが悪化した状態と言えます。

じゃあ、全部現金で買えば自己資本比率は100%になりますが、

これが健全かといえば、資産が現金か、車(もの)に変わったことで

「手元からすぐに引き出せるキャッシュ」

「すぐには現金化することができない車に」かわったことで

いざというときに生活が困窮してしまう可能性がでてきます。

これはどう考えても危険ですし、車の値段(価値が)も低下します。

こう考えると、全てのキャッシュを使って車を購入することはオススメできません。

キャッシュ、株式、定期預金など

すぐに現金化しやすい状態が盤石と言えます

これが簡単に確認できるのがバランスシートです。

■一方で、「借りる」なら

基本的にバランスシートへの影響はありません。

レンタル料を経費として払って終わりです。

結論、「よほど資産価値の高いものを買える」か、

「バランスシートが傷まない」程度の出費に抑えられない場合には

借りる方が無難となります。

(家を買うときもなんかも同じです)

③支出パターン

チェック

購入:支出にブレがある

レンタル:支出が平準

■ものを買った場合、

買ったらそれで終わり・・・ではなく、

その後もランニングコストがかかります。

「戸建て住宅」なら、

・畳や襖の張替え

・フローリング、やクロスの張替え

・屋根や外壁の塗装

・水回りの設備の交換

・固定資産税などなど…

さらに、金利が変化すれば返済額にも変動があります。

「車」なら、

・タイヤの交換や、その他設備、

・車検費用、自動車税や保険料

つまり、購入というのは

最初に大きなお金が必要になり、その後も

不定期に費用が発生したりします。

しっかり家計簿を取っていなければ、

トータルでコストがどれだけ掛かっているのかがわかりにくいです。

■一方で、リースやレンタルは

毎月一定間隔で支払うだけなので支出パターンが平準化します。

毎月出ていく金額がわかれば家系の管理がしやすく、

トータルコストも計算できます。

つまり、管理は楽になるメリットがあります。

(最近は洋服のサブスクもあって驚き^^;)

④陳腐化

チェック

購入:陳腐化に対応しにくい

リース・レンタル:陳腐化に対応しやすい

経済の流れはすごく早いもので、

家電、パソコン、車、住宅など

すぐに最新の機能が追加したものが誕生します。

お金持ちの企業が、パソコンや通信機器を大量にレンタルするのは

どうせ数年で陳腐化することが目に見えているからですね。

どうせ数年で陳腐化するなら

買うよりも借りてい使って、より良いものが出たら乗り換える。

長く廃れない、普遍的なものを買う。

このような考えです。

⑤事務(維持・管理)の手間

チェック

購入:手間が多い傾向

リース・レンタル:手間が少ない傾向

例えば、家を購入した場合に

家の給湯器が壊れたり、洗濯機から水が溢れて浸水したとします。

持ち家だと、自分で手配して動かない限り誰も直してくれませんよね?

でも、賃貸なら、大家さんや管理会社に連絡すればすぐに対応してくれます。

購入し、自分で所有する物が増えれば増えるほど

維持・管理が大変になります。

できるだけ、管理する手間を省きたいなら

リース・レンタルが楽ということになります。

ただし、管理が大変なのは基本的に家や車などの

高単価なものになりますので、

自分にとって管理が楽かどうかで判断しましょう。

⑥リスクの負担者

チェック

購入:リスクの負担者は自分

リース・レンタル:リース・レンタル会社

リスクとは何か、例えば

金利変動リスクなどです。

リース会社は、ユーザーが希望する物件をリース会社のお金で購入します。

所有権がリース会社にある以上、

金融変動のリスクを負うのはリース会社です。

もし、リース会社が金利1%で500万円を借り入れて

そのお金で高級車を一台購入し、あなたにリースしたとします。

この時、リース会社は借入金利などを踏まえ

「月50,000円で貸せば儲かる」と判断したとします。

ところがその後、金利が5%に上昇しました。

それでも、あなたがリース会社に支払うリース料は変わりません。

一方で、リース会社が銀行に支払う金額は大きく上がってしまいます。

これが、金利上昇のリスクをリース会社が背負っているの意味です。

もちろん、金利が下がればリース会社は得をしますが

いずれにせよ、借りた側には何のリスクもありません。

所有権を持つと、金融変動の他にもさまざまなリスクを負うことになります。

その他のリスク

・資産の価格変動リスク

・災害などによる、資産の減失リスク

所有権さえ持たなければ、このようなリスクを引き受けずに済みます。

⑦長期的な損益

チェック

購入:金銭的にプラスになる可能性がある

リース・レンタル:金銭的なプラスはありえない

これまで説明したように購入というのは、

「初期費用が大きくかかり」

「キャッシュアウトや借金でバランスシートが傷みやすく」

「お金の出方が一定ではなく」

「買ったものが陳腐化する可能性があり」

「維持・管理に手間がかかり」

「金利リスク・災害リスクなどのさまざまやリスクを負うハメになります」

要するに、所有者はいろいろ面倒くさいんです。

スポーツ選手や芸人が豪邸とかヨットとか買って破産していくのは、

所有権についてきた「責任」に負けてしまうからなんですね。

もちろんリース会社やレンタル会社は

自分たちが儲かるようにリース料やレンタル料を調整してるので

「割高な支払いをする」ことにはなります。

しかしそれは、皆さんの面倒を全て一手に引き受けてくているからで、

その分だけみなさんからコストを徴収しないと割にあいません。

なので、普通に考えると

購入するより、リースで借りて使い倒した場合の方が高くつきます。

その割高さを許容できるのは、

「自分の時間単価を考えると、

ちょっと割高いリース料を払う方がマシ」

「万が一、金利上昇や災害などでものを失うよりは、

ちょっと割高だけどリース料を払う方がマシ」

「陳腐化して時代遅れのものを使うより、

最新のものを使い続けられるなら割高なリース料を払う方がマシ」

このような考え方が前提にあるからです。

リース・レンタルは、ひたすらキャッシュアウトが続くだけで、

手元に金銭的に価値のある現物が残ることはありません。

その一方で、

いろいろな面倒やリスクを背負って購入したものが

時間が経過しても

ほとんど価値が下がらなかったり

むしろ価格が上昇したり

というようなことになれば、購入の方が金銭的にお得だったことになります。

こんな感じで、もろもろひっくるめて

購入の方が長期的な損益がプラスになるな…。

と考えられるものがあれば購入のほうがオススメだということですね^_^

まとめ

①初期費用

購入:多くかかる

リース・レンタル:少なくて済む

結論 初期費用を安く済ませたいなら借りた方がお得

※短期ではなく、長期目線でみることが重要

一般に、リース・レンタルの方がトータルは高くつきますが、

初期費用が少ない=手元の資金が多く残る

ということで、この資金を資産運用で増やせるのならば、

どっちがお得かはわからなくなります。

この点も加味して考えてみてください。

②バランスシートへの影響

購入:キャッシュが減ったり、借入が増えたりするため、傷みやすい

レンタル・リース:バランスシートが傷みにくい

結論 バランスシートを傷ませたくないなら、買わずに借りた方が無難

バランスシートが傷まない買い物が出来る人は買った方がお得

※バランスシートが傷まない買い物というのは

2,000万円の価値のあるマンションを、鬼の値引き交渉で1,500万円で買う。

みたいな、純資産が増加するような買い物です。

③支出パターン

購入:ブレがある(最初に大きく出ていき、その後は不定期に流出していく)

リース・レンタル:毎月定額で平準化できる

結論 シンプルな終始把握、資金管理がしたいならリース・レンタルが楽です。

④陳腐化

購入:陳腐化に対応しにくい

リース・レンタル:陳腐化に対応しやすい

結論 永く廃れない、普遍的なモノを買う

どんどん陳腐化する(価値が下がる)なら、リースやレンタルにする。

⑤事務(維持・管理)の手間

購入:面倒くさい

リース・レンタル:かんたん

結論 「毎月定額払うから、面倒なことは任せたい」

     こういう人はリース・レンタルの方が良い

⑥リスクの負担者

購入:リスクの負担者は自分

リース・レンタル:リスクの負担者はリース・レンタル会社

結論 あらゆるリスクを負いたくない人、契約時の支払い条件で

    今後の支出額を確定させてしまいたい人はリース・レンタルの方が気楽。

⑦長期的な損益

購入:金銭的にプラスになる可能性がある

リース・レンタル:金銭的なプラスはあり得ない

結論 リース・レンタルは、便利なぶんトータルでみると割高な可能性が高い。

手間賃やリスクを考えて、割りに合わないと思うなら買った方がいい

また、値が下がらないもの、値上がりするものを買えるなら、買った方がいいです。

「買うべきか」「借りるべきか」7つの判断基準について紹介しました。

どちらがお得なのか、トータルでみようと一言で表現するのは簡単ですが

維持・管理の手間、陳腐化による利便性・満足度の低下、

リスクなど、このような目に見えない要素があるせいで

けっきょくどっちのトータルコストが良かったのか

意外にわかりにくいものです。

目に見えないものに対してどんな評価をつけるのか皆さん次第ですが

参考にしていただけたら幸いです^ ^

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