この記事では、
「投資のことをよく知りません!」
「投資のことわかりやすく教えて!」
という方にむけて、投機(ギャンブル)性の低い
「投資信託について」をわかりやすく解説していきます。
投資信託をわかりやすく説明
投資信託の特徴
・投資家たちから集めたお金を「運用の専門家」が
株式や債券に投資する商品のこと
・少額で分散投資ができ、[つみたてNISA]や[iDeCo]などでも選べる
・短期間で大きく儲けるものではなく、
長期的にコツコツと運用することが大事
◆投資信託ってそもそもなに?
投資信託とは、
「運用の専門家(資産運用会社)に出資し、
集まった資金(ファンド)を
自分たちの代わりに運用してもらうこと」です。
運用会社が集めた資金は、
投資信託ごとの方針に基づいて投資先や運用方法などが決まっていきます。
私たちのお金は運用会社でまとめられるのね!
そう、だから少額からでも投資ができるんだね!
投資信託の中身は?
例えば、米国株式の有名どころで言えば、
GoogleやAmazon、Apple、Facebook等の企業が
袋詰めでパック売りされている商品だと思ってください。
株式だけの投資信託や、株式、債券、REITなどの様々な詰め合わせ商品もあります。
投資の基本である分散投資がかんたんにできるのは
1つの投資信託にいろんな企業が含まれているからなんですね♪
ちなみに、つみたてNISAではこのような投資信託が主な対象商品となっています。
「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」などのアメリカ全体を
買えるファンドが人気の商品だね!
◆投資信託の中身(構成)の確認方法は?
投資信託の構成などは、説明書である「目論見書」で確認できます。
組入れ上位銘柄や、業種、国や、構成の比率(%)が確認可能です。
アメリカを代表する企業500社に分散投資をする
「eMAXIS Slim 米国株式 (S&P500)」では
例えば、構成の中の「Appleが5%、Facebookが4%」の場合、
100万円投資すればAppleの株を5万円、Facebookの株を4万円分買う。
ということになります。
投資信託の仕組み
投資信託を購入するにあたり下の
関係する会社を3つ把握していればOKです。
銀行や証券会社などの投資信託を販売する会社
みんなから集めた資金を運用する会社
みんなから集めたお金を管理する会社
つまり、販売会社が売り、運用会社が運用し、
信託銀行が管理することで成り立っている商品です。
※それぞれの会社がどこなのかは、目論見書に書いてあります。
あら、思ってたより全然複雑な仕組みじゃないのね
複雑になればなるほど、仲介する企業が多くなるほど
手数料が高くなり、購入してはいけない商品だと覚えておこう!
投資信託のメリット・デメリット
投資信託のメリット
①手軽に分散投資ができる
・1つの企業のみで資産を運用していると、
その会社の業績が悪化したり倒産してしまうと
最悪の場合その株式がただの紙切れになってしまい損失が大きくなります。
その分、投資信託は複数の会社の詰め合わせなので、
例えば1社がダメになったとしても
保有額のほんの数パーセントでしか影響はありません。
②少額から投資が始められる
・本来は複数の株を分散で購入しようとすると、
最低でも1口ずつ購入する必要が出てくるので
1口1万円だとしても100社購入するのに100万円必要です。
しかし、投資信託でれば、少額(例えば100円から)であっても
複数の株に投資ができます。
・しかも楽天証券などのネット証券なら、web上からかんたんに注文可能です。
③つみたてNISAやiDeCoでも購入できる
・NISA(少額投資非課税制度)、iDeCoで購入することで、
株式を運用することで出た利益に対して
本来かかってくる税金(20%)を非課税で運用することが可能なので、
長期的にみるとかなりお得です!
投資信託のデメリット
・分散投資が聞いている分、
短期間で2倍~3倍と大きな儲けは狙いづらいです。
20年~30年コツコツと時間をかけて運用している必要があるので
人によっては向かないこともあるかもしれません。
※人気の「S&P500指数」で、過去20年間の平均利回りは6%程度です
まとめ
以上が、投資信託のまとめです♪まだまだ学んでいきましょうね~
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